マンションタイプの住居に住んでいると、管理組合や会社が決めたルールに従わなければなりません。その一つに管理規約があり、主に設備や仕様などに関するルールが設けられているのがこの項目です。
人間の生活の中で必要と言われている三大インフラは、ガスと水道と電気が該当しています。ガスはお湯を沸かしたりなど熱源を発生させますし、水がなくてはお風呂もトイレも利用出来ません。電気は暗くなった時の室内照明だけではなく、現在の文明の全てに関与している最も重要なエネルギーです。
マンションタイプの住宅では管理規約が定められており、主にこの三大インフラに関する条項が記載されております。その中でもガス給湯器は共用部分や専有部分に該当しており、ベランダや廊下に本体が設置されるのです。だからこそ壊れても規約に沿った対応をすると共に、共有スペースを圧迫するような機械やリスクコントロールなどにも、細心の注意をしなければなりません。
ガス給湯器は場合によっては自己判断ではなく、組合を通して工事と購入を促されることもあります。ガス給湯器の指定業者に頼むことで、技術的な安全性や共有部分の利便性も確保するのです。だから壊れたからと言って勝手に電気屋に頼み、新しいモデルを付け替えるとトラブルになる可能性が少なくありません。サイズや品番など、もし引っ越した場合には一元管理をする関係上、一定の商品を選ばなければならないという背景もあります。ガス給湯器などのインフラ設備が壊れた時には、まずは規約の確認が大切です。
投稿日:2023年3月7日 更新日: