ガス給湯器から異音がする
ガス給湯器を利用していて異音がすることがあります。もしピーという笛のような音やほら貝のような音がした場合には空気とガスのバランスがおかしくなっている可能性があります。あるいはガス給湯器の中のファンモーターという部品がおかしくなっている可能性もあります。この場合は修理をするか、交換をしなければいけないでしょう。もし運転を中止したとしてもしばらくファンの回転音がしている場合は異常ではありません。これは再使用する際に点火を早くするための機能が作動しているのです。3分から5分程度で音がしなくなるでしょう。ポンプの回転音がすることがあるかもしれません。こちらも異常な音ではありません。
その他の音について
給湯器から壁伝いに振動音がすることがあるかもしれません。これは振動が直接壁に伝わっているために起きています。給湯器の故障ではありません。風呂釜で釜鳴りが起きていることがあるかもしれません。これは循環パイプの勾配の問題であり、それを適切な状態にすれば直るでしょう。配管からキーンという共鳴音がすることがあるかもしれません。これはウォーターハンマー現象が起きているためです。配管内の圧力を低くするための装置を取り入れることによって解決するでしょう。ピーピヨピヨという音がすることがあります。このような音がかすかにするのは通常の状態で起きることのため心配しなくて良いでしょう。添加する際に変な音が聞こえてガス臭い状態になることがあります。これは不完全燃焼を起こしているために起きます。ガス漏れしている可能性があるため交換が必要なことがあります。
少しでも異音がするなら業者を呼ぶ
原因不明の異音がずっと続いているようならば、すぐに業者を呼ぶようにしましょう。調子の悪い給湯器をずっと使い続けているとどんどん壊れてしまう可能性があるのです。安全装置が働かなくなる可能性もあります。そうなると危険な状態となるため気をつけるべきです。不完全燃焼が起きているために一酸化炭素が発生することもあります。現在の給湯器というのは非常に安全に設計されているのですが、壊れてしまえば万が一のこともあるのです。問題が生じている可能性があるならば、しっかりと修理点検をすることは大切なのです。そうすることによって危険を排除することができるのです。ガス給湯器の故障には十分注意しましょう。常に気にかけるようにするべきです。