お湯が出なくなる
ガス給湯器を利用していてお湯が出なくなってしまうことがあるかもしれません。この場合は給湯器の故障を疑う方が多いでしょう。ただし、すぐに故障を疑うのではなくてその他の原因も探ってみましょう。たとえば断水をしているかもしれません。あるいは水が凍結していることもあるでしょう。止水栓が開いていなかったり、水漏れをしている可能性もあります。このようにそもそも水も出なくなっているケースがあるため、きちんとチェックしてみましょう。また、混合水栓の部品に問題がある場合は水は出るけれどもお湯が出ないという事態になります。これらの理由については水道業者に依頼をして直してもらうことになります。
その他のチェックポイント
ガス給湯器を利用するためには当然ガスを使用しなければいけません。まずガスがきちんと出ているのか確認してみてください。ガスの元栓が閉まっていたり、あるいは安全装置が働いているケースがあるのです。たとえば地震が起きたあとには安全装置が作動していることが多いのです。誤作動によってガスが供給されなくなったというケースもあります。しっかりと給湯器にガスが届いているのかチェックしましょう。それでも問題がない場合には給湯器本体に原因のあるケースを考えてみましょう。給湯器をずっと使い続けていれば、いつかは故障してしまうことがあるのです。寿命は10年から15年程度とされています。
見落としがちな点
給湯器から全然お湯が出なくなるケースで見落としがちなことがあります。まず蛇口についている温度の設定をチェックしてみましょう。ひょっとしたらお湯が出ないような設定になっていたかもしれません。あるいはブレーカーが落ちたことによって給湯器の電源が切れている可能性もあります。また、コンセントが抜けていることもあるでしょう。お湯を使いすぎてしまったというケースもあります。このような基本的な要素を確認してみることは大切です。お湯が出ないからといってすぐにそれが給湯器の故障であると決めつけないようにしましょう。リモコンにエラーコードが出ていることもあります。この場合はそのエラーコードが何を意味するのか調べておきましょう。これらの理由を探ってみても解決できないならば、給湯器の故障の可能性があります。すでに10年以上使っているものであれば、いつ壊れてしまってもおかしくないのです。生活に支障が出るためすぐに修理をしましょう。