リモコンが作動しなくなったり不自然なモーター音が鳴り響いたり水漏れが生じたり不完全燃焼が起こったりなど、ガス給湯器には様々なトラブルがつきまといますが、水の温度が安定しないという問題もその代表格です。
水がなかなか温まらなかったりぬるくなったり急に熱いお湯が出たりなどの不具合が発生し、困った経験があるという方は多いのではないでしょうか。熱交換器内に残っている冷たい水と給湯器で温められた熱いお湯が交互に出る冷水サンドイッチ現象、浴室や洗面化粧台やキッチンでガス給湯器を同時に使用する際の水圧の変化、温度調節をする混合栓の故障などガス給湯器の水の温度が安定しない原因は様々ですが、設置から10年以上が経過している場合は本体の劣化が原因である可能性があります。
一般的にガス給湯器の寿命は10年程度とされていますので、新しいものに交換すべき時期が来たということかもしれません。ガス給湯器を安全に快適に使えるようにするためには、10年を目安とした定期的なメンテナンスや交換が必要不可欠です。水の温度が安定しない状態で使い続けていると、蛇口から急に熱湯が出てきて火傷をしてしまうリスクもつきまといますし、安定するまで水を出し続けなければならずガス代や水道代がかさむという問題も生じます。
冷たくなったりぬるくなったり熱くなったりを繰り返すガス給湯器はストレスが溜まり、精神面にも悪影響が及び生活が不便になりますので、早めに交換して安心で快適で安全な暮らしを実現させましょう。
投稿日:2020年8月7日 更新日: