壁掛けタイプがある
ガス給湯器のタイプの一つとして壁掛け型があります。こちらは基本的に屋外に設置するタイプとなっています。一軒家の屋外の壁に取り付けたり、マンションの場合はベランダの壁に取り付けられます。こちらのタイプは給湯器の下から配管が出ているのが特徴的です。その配管を隠すためにカバーが取り付けられていたり、設置台が置かれている場合があります。給湯器の横から出ていないのであれば、それは壁掛けタイプの給湯器であると考えて良いでしょう。戸建住宅でも集合住宅でも広く普及しているのが特徴であり、どのようなタイプの住宅でも幅広く設置することができるのです。さまざまなメーカーからこのタイプの給湯器が出ています。
壁掛けタイプのメリット
ガス給湯器を大きく分けると壁掛けタイプと据え置きタイプがあります。このうち壁掛けタイプ特有のメリットとしては、基本的に壁のどこでも好きなところにつけられる点です。据え置きタイプの方がよりスペースが必要となってしまうため、住宅の状況によっては壁掛けタイプしか設置できないケースもあります。壁があったり、障害物があったり、裏が狭い場合には壁掛けタイプの方が設置しやすいでしょう。壁掛けタイプにすることによって、裏庭を広く利用できるようになるでしょう。特に日本の場合は住宅が狭いことが多いため、壁掛けタイプは重宝されているのです。このようなメリットがあることを考慮した上でどちらのタイプにするのか決めましょう。
壁掛けタイプの注意点
ガス給湯器の壁掛けタイプに交換しようと考えている方は注意するべきことがあります。それは振動が壁に伝わってしまうことです。これによって室内に振動音が聞こえるようになり、これが気になってしまうというケースがあります。これを防ぐための対策を業者に頼むことは可能です。ガス給湯器のトラブルとして振動が問題となることは少なくないのです。たとえば防振金具を設置したり、パッキンを設置することによって対処できることが多いです。これから壁掛けタイプの給湯器に交換しようと思っているならば、振動が伝わってしまう可能性があるかどうかきちんと業者に確認しておきましょう。振動についてもきちんと配慮してくれる業者ならば信頼できるでしょう。壁掛けタイプでも据え置きタイプでもさまざまなグレードの給湯器が存在しており、高機能なものもあります。給湯器を便利に利用できるようになるでしょう。