投稿日:2018年12月11日 更新日:

温度が安定しない

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ガス給湯器を使用しているときに温度が安定しないことがあります。この原因として考えられることはいくつかあります。一つ目は冷水サンドイッチ現象が起こっている可能性です。ガス給湯器を使っていて蛇口をひねってお湯を出したときは適温だったのに、その直後に温度が下がり、また適温になるといったことを繰り返している場合は冷水サンドイッチ現象の疑いがあります。ガスバーナーで冷たい水が熱交換器によって温められたものがお湯です。このときシャワーや蛇口の栓を止めても配管内に水が残留します。熱交換器によって温められたお湯は出口に最も近いところに位置しており、ガス給湯器の火を消すと熱交換器の中にある熱湯は冷たくなっていきます。この状態になったときにシャワーや蛇口の栓を開けると冷水サンドイッチ現象が発生するのです。
二つ目は水圧が変わったことによるものです。ガス給湯器の蛇口にはハンドル式とサーモスタット式の二種類が存在します。サーモスタット式の場合は配管の中で水とお湯が合わさって適温となる仕組みです。一方でハンドル式は蛇口の上にそれぞれお湯と水が出るハンドルがついているのが大きな特徴で、自分でひねる度合いを調節することで適切な温度にすることができます。ハンドル式は古い住宅に多い傾向があるものですが、使用する際に水圧が変化してしまう恐れがあるので注意が必要です。この場合はサーモスタット式に切り替えることで安定することもあります。

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