ガス給湯器の寿命はおおよそ10年と言われています。8～10年くらいたったガス給湯器であれば点検をしてみるのがいいかもしれません。10年以上を使っていれば、いろいろな部品が劣化していることがあり、個別に修理や交換をしても新たに不具合が発生する場合があるので給湯器を丸ごと交換してしまった方が安上がりになるかもしれません。
10年近くたったとしても、修理や交換するタイミングはいつがいいのでしょうか。屋外式のガス給湯器の場合は、外観をチェックすることが大切です。外観にサビや変色が見られたり、水漏れを起こしているとか、排気口が黒くすすけているなどの異常があれば点検をおすすめします。また給湯器から「ボンッ」などという異音が発生していたり、お風呂の湯温が安定せずぬるかったり、追い焚きができなかったりするなら、まずは販売会社等に点検をお願いした方がいいと思います。
いざ交換するとなると、交換工事にかかる所要時間が気になるところです。キッチンやお風呂、床暖房など生活上ガスの使用は欠かすことはできないため、できる限り早く終えたいものです。ガス給湯器の交換のみの場合で修理業者に給湯器の在庫があるのであれば2～3時間もあれば可能です。在庫がない場合は同じ機器を取り寄せるか別の機器を取り付けるかになります。在庫の取り寄せに一週間かかることもあるでしょうし、別の機器を取り付けるには根本的なガス工事を始めないといけないことがあり、これだと所要時間が丸一日かかることもあります。
